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2018 Fiscal Year Research-status Report

子宮がん新規腫瘍マーカーとしての血中循環腫瘍DNA開発

Research Project

Project/Area Number 16K11167
Research InstitutionSasaki Foundation

Principal Investigator

坂本 優  公益財団法人佐々木研究所, 附属研究所, 副院長(移行) (20260101)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小見山 博光  順天堂大学, 医学部, 非常勤講師 (30348982)
加藤 俊介  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40312657)
岩屋 啓一  公益財団法人佐々木研究所, 附属研究所, 研究員(移行) (50312012)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
Keywordsバイオマーカー / 子宮がん / 血中循環腫瘍DNA
Outline of Annual Research Achievements

子宮がん新規腫瘍マーカーとしての血中循環腫瘍DNA開発という研究課題で研究を行っている。本研究では、次世代シーケンサーを用い患者ごとの婦人科癌の遺伝子異常を明らかにし、血中循環腫瘍DNA量(ctDNA)を測定する。これにより、腫瘍マーカーを個別化し、オーダーメイド医療システムを構築することを目的とする。根治手術が行われた子宮頸癌、体癌の再発高リスク群の再発率は高く、再発予防は喫緊の課題である。再発は手術後の体内遺残癌細胞が発育して顕在化したものである。再発を予防するために最適な術前後も含めた治療を行う必要がある。本研究の結果、ctDNAの個別化腫瘍マーカーで体内遺残腫瘍細胞量を測定し、治療の適正化・予後の改善を試みる。婦人科臨床検体の集積は順調に進んでいるが、倫理審査体制ならびに規程の変更など倫理審査委員会の関係、ならびに、研究連携の解消に伴い、研究の進行に関して遅れが生じている。現在、子宮がん症例の原発巣のシーケンスを行い、遺伝子変異解析を進めている。原発巣の遺伝子変異解析の結果に基づき、血漿中のctDNAとして同様の遺伝子変異が検出されることを検証し、リンパ節転移や再発などの malignant phenotypeとの相関を検討する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

婦人科臨床検体の集積は順調に進んでいるが、倫理審査体制ならびに規程の変更など倫理委員会審査の関係、ならびに、研究連携の解消に伴い、研究の進行に関して遅れが生じている。現在、子宮がん症例の原発巣のシーケンスを行い、遺伝子変異解析を進めている。

Strategy for Future Research Activity

2017年秋に、新体制の財団倫理審査委員会が組織され、研究の進行もスムーズになりつつあり、2019年度は研究成果が得られるものと考えられます。原発巣の遺伝子変異解析の結果に基づき、血漿中のctDNAとして同様の遺伝子変異が検出されることを検証し、リンパ節転移や再発などの malignant phenotypeとの相関を検討する。

Causes of Carryover

研究が遅れているため。現在、子宮がんの遺伝子解析を進めており、2019年度末までに使用完了いたします。具体的には、子宮がん症例の原発巣のシーケンスを行い、遺伝子変異解析を進めている。原発巣の遺伝子変異解析の結果に基づき、血漿中のctDNAとして同様の遺伝子変異が検出されることを検証し、リンパ節転移や再発などの malignant phenotypeとの相関を検討する。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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