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2019 Fiscal Year Annual Research Report

Analysis of bone regeneration ability by human dental pulp-derived stem cell culture and transplantation using natural bioactive peptides.

Research Project

Project/Area Number 16K11557
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

山田 志津香  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (00363458)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
Keywords魚コラーゲンペプチド / ヒト歯髄由来幹細胞 / 骨再生
Outline of Annual Research Achievements

我が国では2007年に65歳以上の人口の割合が21%を超え、諸外国に先駆けて超高齢社会に突入した。それに伴い、総人口の10%である約1,300万人が骨粗鬆症であるといわれている。ADLおよびQOLの維持・向上のため、骨折の予防・治療薬の開発は急務である。研究代表者はこれまで、人畜共通感染症の報告がない魚の皮、骨、鱗から抽出精製された魚コラーゲンペプチド(FCP)を用いて骨再生を誘導・促進する研究を行ってきた。そして、MTTアッセイや、RT-PCR解析、アリザリンレッドS染色結果から、0.2mg/mLという低濃度のFCPがヒト歯髄由来幹細胞(HDPSCs)の骨芽細胞誘導に対して最も有効であることが判明した。今回は、さらに骨芽細胞であるMC3T3-E1細胞に、リシルヒドロキシラーゼ(LH)を抑制する作用のある物質、ミノキシジルを21日間作用させてアリザリンレッドS染色を行った。その結果、0.2mg/mLFCP添加群が最も濃く染色され、次いでFCP無添加群(コントロール)が染色された。FCP不含100μLミノキシジル添加群はほとんど染色されなかったが、0.2mg/mLFCP含有100μLミノキシジル添加群は、0.2mg/mLFCP添加群ほどではなかったが、FCP不含100μLミノキシジル添加群よりも淡い赤色に染色されていた。このことから、FCPはLH抑制作用を改善させる作用があること、ならびにLHがFCPの石灰化誘導作用に深く関与していることが示唆された。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 魚由来コラーゲンペプチドによるヒト歯髄由来幹細胞の骨芽細胞分化誘導能の解析2019

    • Author(s)
      山田 志津香,山本 耕平,中園 史子,杉本 浩司,松裏 貴史,栁口 嘉治郎,吉村 篤利
    • Organizer
      第151回日本歯科保存学会秋季学術大会

URL: 

Published: 2021-01-27  

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