2017 Fiscal Year Research-status Report
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16K11911
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
永田 亜希子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 講師 (10323411)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 看護師の健康管理 / セルフモニタリング / 東洋医学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、看護師の姿勢の歪み毎の調整法を類型化し、姿勢の歪みの自己観察および自己調整を方法論として明らかにして、看護師を対象とした『動養』プログラムを開発することである。病院で勤務する看護師は、カルテの電子化に伴い看護師のパソコンに向かう時間が増えていることや、ケアの際の身体の局所の酷使や交代制勤務による生活リズムの不規則性による質の高い休息が得にくい状況の中、様々な不調を抱えている。中でも、姿勢の歪みを起因とした不調と考えられる腰痛、肩こり、頭痛を主訴とする看護師が多い。このような不調を抱えたままでは、他者へのケアに看護師自身の持てる力を発揮することは困難である。以上より、姿勢の歪みを自己観察・自己調整するプログラムを開発し、看護師自身の健康状態改善を目指す。 研究協力者である姿勢均整師と、姿勢の歪みの自己観察法を作成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
家族の介護のために、研究課題に取り組む時間を確保することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度に作成した全国調査の質問紙を、6月中に発送し、看護師の健康管理および管理者によるセルフケア支援の実態を明らかにして、研究発表および論文の投稿を行う。 看護師の健康管理および管理者によるセルフケア支援に関する文献検討結果を論文投稿を行う。 動養プログラムのプレを実施する。
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Causes of Carryover |
全国調査委託費を計画していたが、研究の実施ができずに、次年度への使用額が生じた。
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