2017 Fiscal Year Research-status Report
TSASを用いたティーチングスタイルの日米比較研究
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16K11933
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Research Institution | Saku University |
Principal Investigator |
吉田 文子 佐久大学, 看護学部, 教授 (80509430)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山内 豊明 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (20301830)
川西 美佐 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (80341238)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ティーチングスタイル |
Outline of Annual Research Achievements |
【本研究の目的】看護職育成は、①専門学校から学士課程へ移行、②教育パラダイムから学習パラダイムへの転換の両面から「学習者中心の授業」実践への取り組みが増加にある。しかしながら教師がもつ教育観が変化しなければどんな手法を使おうとも学習者中心の授業は難しく、その効果は得難い。そこで、本研究では、研究者らが開発したティーチングスタイル測定尺度 [TSAS] を用いて、米国と日本の教師のティーチングスタイルを比較検討し、「学習者中心」の授業に向けたFDへの基礎資料の提供を目的とする。 ティーチングスタイルは教育方法とは区別され、「教師がある特定の価値基準にそっての振る舞い方」(教育観)であり、2つのスタイル「学習者中心」と「教師中心」がある(Conti, 1989)。 【平成29年度研究実績】 1.国内の看護学教員へ調査依頼と調査の実施:施設代表者へ調査目的の説明と協力依頼を書面で行い、同意が得られた施設代表者へ協力可能部数の調査票を送った(267校、2623枚)。施設代表者より調査票を配布してもらい、協力者は調査票に記載後、同封返信用封筒にて個別返送し、回収は261枚(回収率48.1%)であった。現在は、データ入力の段階である。 2.米国内調査の継続:米国調査は、Webにより実施している。回収が当初予測に満たなかった為、研究分担者と検討し、調査期限を平成30年12月まで延長した。この期限延長については、佐久大学研究倫理委員会の受審した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
サンプル数確保のため米国調査のみ継続中であるが、日本の調査が終了しており、年度内か次年度には分析が可能と判断している。
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Strategy for Future Research Activity |
米国調査を継続し、サンプル数確保に努める。
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Causes of Carryover |
米国調査が継続中のため、web管理料に充てるため。
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