2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of clinical practice education e-learning introduced coaching for staff nurses
Project/Area Number |
16K11957
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Research Institution | Yamaguchi Prefectural University |
Principal Investigator |
中谷 信江 山口県立大学, 看護栄養学部, 講師 (40305800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 美由紀 山口県立大学, 看護栄養学部, 講師 (70448801)
井上 真奈美 (河口真奈美) 山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (20285357)
丹 佳子 山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (70326445)
家入 裕子 山口県立大学, 看護栄養学部, 講師 (20716584)
佐々木 満智子 山口県立大学, 看護栄養学部, 助教 (10735690)
白蓋 真弥 山口県立大学, 看護栄養学部, 助教 (20807317)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 実習指導 / スタッフナース / 看護基礎教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
看護基礎教育の場で、実習指導者とスタッフナースが共同して行う実習指導体制のスタッフナースの実習指導力向上目的のeラーニング教材開発に向けた基礎資料を得るため、「スタッフナースの実習指導」について、教員及び実習指導者の役割期待、スタッフナース自身の役割認識と役割遂行を明らかにするため、アンケート調査を実施した。 教員・実習指導者共に90%以上が「スタッフナースの実習指導」役割であると認識した役割項目は、学生の尊重”“学習の基本的な支援”“ケアの指導・補足”“根拠に基づく指導”“意欲的に取り組めるよう指導”“考え方の支援”“役割モデル”“実習にくる学生状況の把握”“受け入れる雰囲気づくり”“実習に関わる人との連携”の内“他スタッフや実習指導者との連携”であり、41項目のうち40項目は、スタッフナース自身も8割強以上の人数が役割であると認識していたった。一方、“学生個々に合わせた指導”“問題状況の確認と支援”“学習方法の支援”“指導に関わる人との連携”の内“教員との連携“実習環境の準備”は全ての対象とも90%未満であった。 「スタッフナースの実習指導」に対する教員及び実習指導者の役割期待、スタッフナース自身の役割認識が異なっていることが明らかとなり、各施設・各実習において、役割の確認と連携について話し合いの必要があると示唆された。また、教員・実習指導者共に90%を超えた内容は、実習指導者とスタッフナースの共同指導体制における「スタッフナースの実習指導」のコアな役割あると考えられた。本調査の結果をふまえ、現在eラーニング教材を検討している。
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