特別な教育的支援を必要とする新人看護師の様相と教育指導方法の開発

2018 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 16K11966
• Research Institution: Japanese Red Cross College of Nursing
• Principal Investigator: 西田 朋子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (20386791)
• Project Period (FY): 2016-04-01 – 2020-03-31
• Keywords: 新人看護師 / 教育的配慮

Outline of Annual Research Achievements

当初の計画では面接調査を開始する予定であったが、引き続き文献検討を行った。系統的に明らかにされている文献はみあたらず、特別な教育的支援を必要とする新人看護師の様相は把握することが難しい状況にあった。学生に関する国内文献はいくつか散見されるが、座談会や解説が主要なものであり、具体的な様相を把握するのは困難であった。
国内の看護系の学会では、本研究の主要課題として扱っている「特別な教育的支援」を必要とする新人看護師に関する研究はみられていない。例えば、夜勤開始時期の調整や受け持ち患者数の調整などの配慮が現場からの声としてあげられているが、患者に対する詳細な影響については十分に明らかにされていない現状がある。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

当該年度は年度途中より産休・育休取得をしたため。

Strategy for Future Research Activity

研究内容は当初の計画通りにすすめつつ、期間延長も視野に入れた研究計画の再構築を行う。 また面接調査ないし量的調査の準備を行っていく。

Causes of Carryover

理由：産休・育休取得により、研究遂行が困難だったため。
使用計画：調査計画を見直し、研究倫理審査を受審し実施する。期間延長を考慮した計画を組む。