2018 Fiscal Year Research-status Report
| Project/Area Number |
16K12028
|
|---|
| Research Institution | Kyushu University |
|---|
Principal Investigator |
道面 千恵子 九州大学, 医学研究院, 助教 (80363357)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大池 美也子 国際医療福祉大学, 福岡看護学部, 教授 (80284579)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
| Keywords | 患者教育 / ビリーフ / 看護師 |
|---|
| Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的は、糖尿病患者への患者教育における看護師のビリーフの特徴を明らかにし、患者教育のビリーフ尺度を開発することである。この研究によって、看護師の実践の基盤となるものの見方考え方が明らかとなり、看護師教育や実践能力の向上に役立つものと考える。
第一段階では、患者教育の専門的資格を有する看護師へインタビューを行い、質的に分析を行った結果をもとに調査項目を作成し、患者教育ビリーフ調査項目を作成した。
第二段階で、作成した調査項目で看護師600名から回答を得て、分析を行った。患者教育のビリーフとして5つの因子が抽出された。
第三段階として、対象を保健師として調査を行った。保健師は、地域住民の慢性疾患を持つ対象者に対しても健康教育を実施している。質問紙の妥当性を高めるために、保健師の視点との比較をすることで、看護師の特徴がより明らかとなると考えた。保健師160名より回答を得て、現在分析を行っているところである。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
第三段階まで進んでいるため。
第二段階では看護師を対象としていた調査ですが、第三段階では、保健師を対象に調査を実施した。
|
| Strategy for Future Research Activity |
調査結果を統合し、成果とまとめる。学会への発表し、研究を公表する。
|
| Causes of Carryover |
成果発表としての学会発表用の旅費は、未だ使用できていないため、
また論文作成にかかる経費について、未だ未使用であるため次年度使用額が生じた。
|
