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2020 Fiscal Year Research-status Report

肺がん療養者の生活調整に向けた在宅ケア介入プログラムの開発と検証

Research Project

Project/Area Number 16K12082
Research InstitutionChubu University

Principal Investigator

堀井 直子  中部大学, 生命健康科学部, 教授 (90410662)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 前川 厚子  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (20314023) [Withdrawn]
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2022-03-31
Keywords肺がん患者 / 生活調整 / 在宅ケア / 介入プログラム
Outline of Annual Research Achievements

本研究は研究者らが開発し,信頼性,妥当性も確認できた「肺がん患者生活調整力尺度(Life Adjustment Scale for Patients with Lung Cancer:L-LAS)」について,在宅療養者への適応に向けた介入プログラムを開発することを目的としている.このモデルは,患者の肯定的自己評価と生活調整力を高める介入を組み合わせて行うことによって,QOLの向上が期待できることが示唆されていた.2018年度までの研究では,モデル構築時に取り上げていない要因の変数の確認のためのデータ収集や,肺がんでMICを含む認知症のあるケース,ターミナルのケースなど,在宅療養をされている現実的なケースに活用できる介入プログラムの開発が必要であることをから,試案を作成し,がん看護専門看護師,訪問看護認定看護師の助言を得ながら事例検証を進めてきた.2019年度は,研究代表者の本務の多忙,研究分担者の資格喪失,および研究協力者の体調不良により,研究を計画通りに実施することができなかった.2020年度は,COVID-19の影響により,対象者のリクルートが困難であった.2021年度に向けては研究が進められるような体制を整えて実施する予定である.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

対象者のリクルートの困難が影響し,全体として研究遂行に遅れが生じていた上に,2019年度は,研究代表者の本務の多忙,研究分担者の資格喪失,および研究協力者の体調不良により,研究を計画通りに実施することができなかった.2020年度はCOVID-19の影響により科学研究費助成事業補助事業期間延長承認申請書を提出し,2021年度も引き続き研究を実施することとなった.

Strategy for Future Research Activity

対象者のリクルートに時間を要したこともあり,「肺がん患者生活調整支援モデル」の在宅療養者への適応に向けた介入プログラムはブラッシュアップ中である.今までは,在宅の特徴を考慮して多職種による介入プログラムを検討する予定であったが,COVID-19の影響も含めた2年間の研究の遅延があり,さらに残り1年の研究期間を考慮し,組織的に行う介入プログラムの開発には限界があると考えた.そのため,介入者を訪問看護ステーションに従事する看護師、理学療法士を中心にシフトチェンジをして,2021年度は,肺がんの在宅療養者でMCIや軽度認知症のあるケース,終末期のケースなど,個別性に合わせた肺がん療養者の生活調整に向けた在宅ケア介入プログラムを作成し,検証していく.

Causes of Carryover

(理由)COVID-19の影響により,学会参加の旅費などに使用ができなかった.そのため,古くなったパソコン等を購入し、研究の再開に備えていた.COVID-19の影響により2度目の科学研究費助成事業補助事業期間延長が承認される通知を受け,わずかながら研究費を残すことができた.
(使用計画)研究協力者との会議費、研究対象者宅への交通費・謝礼,研究報告書の作成に使用していく.

URL: 

Published: 2021-12-27  

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