2022 Fiscal Year Annual Research Report
Basic Research towards Establishing Family Planning Support for Married Couples
Project/Area Number |
16K12095
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
亀崎 明子 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80526913)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河本 恵理 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90718339)
矢田 浩紀 山口県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (80644442)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 家族計画 / 避妊 / 既婚者 / 人工妊娠中絶 / リプロダクティブヘルス/ライツ |
Outline of Annual Research Achievements |
既婚女性の人工妊娠中絶を減少させることは喫緊の課題であり、医療者はリプロダクティブヘルス/ライツの観点から、既婚男女が家族計画を立て、確実に避妊ができるよう支援する必要がある。 よって、今年度は昨年度末に既婚男性1665名、既婚女性1670名を対象に実施した「日本人既婚男女の避妊行動の実態と避妊行動を規定する要因の検討」に関するデータの解析を行った。 多母集団同時分析の結果、避妊の実行に最も強く影響する要因は男女で異なっていたことから、性差を考慮した指導を行う必要性が示唆された。また、既婚者は避妊に関する情報を得る機会が乏しいことから、産後の保健指導の際などに積極的に家族計画や避妊に関する指導を行う必要があることが明らかになった。解析結果は令和5年度に第43回日本看護科学学会学術集会で発表予定である。
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