2018 Fiscal Year Research-status Report
NICU入院児を持つ褥婦への足湯による乳頭・乳輪の状態の定量化と搾乳に及ぼす効果
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16K12120
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Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
小島 徳子 愛知医科大学, 看護学部, 助教 (40717922)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米田 雅彦 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (80201086)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 足湯 / 産褥早期 / 搾乳 / 褥婦 / 乳房 |
Outline of Annual Research Achievements |
NICU入院児を持ち搾乳を余儀なくされる褥婦に対して、足湯による乳頭・乳輪・乳房の状態変化について定性及び定量的に評価する手法を確立するとともに、足湯の実施条件ならびに搾乳に及ぼす効果の分析を目的として研究を開始している。研究施設へは、4月に「平成29年度研究実施状況報告書」(報告内容:実施例数24例)、8月に「研究に関する変更申請書」(報告内容:目標とする例数に達していないため、研究終了日を延長する)を提出し、研究施設から9月に「平成30年度研究実施承認書」を受領し研究を継続している。引き続きデータ収集(30例)を実施した。 データ収集の方法は、次のとおりである。看護師長が研究対象候補の褥婦に、研究者の訪問受け入れを依頼した。研究対象候補の褥婦から訪問の同意を得られた後、研究者は褥婦に産褥1日目の面会をし、本研究の目的及び内容を口頭と文書にて説明した。「交互」によって割り付けられた群について、インフォームドコンセントを得た。すべての研究対象者に対して、研究に関する説明の際に、搾乳メモを使用し、搾乳時間及び搾乳量の記入方法についても説明した。研究実施期間は、産褥1日目からそれに続く5日間である。この間のデータ収集スケジュールは、実験プロトコルに沿って行った。夜間の搾乳状況及び主観的な乳房の状態については、4晩とも翌朝に尋ねた。さらに、電子カルテから追加情報を得た。乳房・子宮復古・新生児の状態の経日的変化のデータ収集を行った。 データ収集と同時に解析を行っている。以下の分析を開始した。皮膚粘弾性・皮膚ひずみ・皮膚硬度のデータ分析にあたっては、足湯前と足湯終了後の違いをみるために、実験群と統制群それぞれの群で、評価指標それぞれについて足湯前・足湯終了直後・足湯終了1時間後の計3時点の3群間で分析を行った。 3月末日時点の実施例数は、35例(うち5例は中止基準の該当者)である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データ収集に当たり、研究施設において対象者候補数が当初の予定より少ないことがあげられる。 平成30年度は、データ収集を終了することを目的としているため、やや遅れていると評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
データ収集を終了し、適切に解析を行う。 対象者のデータベースを作成する。その後分析を実施する。
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Causes of Carryover |
(理由) 対象者が予定数より下回ったため、謝礼や使用物品が減額となったからである。学会発表ができなかったため、旅費、研究成果・資料作成費や英文校正料、印刷費が減額となったからである。 (使用計画) 計画のとおり進めていく予定である。
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