2018 Fiscal Year Research-status Report
助産モデルで開発した分娩進行を診断するアセスメント・ツールの妥当性の検証
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16K12137
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
渡邉 竹美 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (90279919)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 助産モデル / アセスメント・ツール / 分娩進行 / 助産師 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、これまでの分析結果をもとに、AIを付加したツール開発とアセスメント・ツールの活用促進の検討、無痛分娩のデータ収集を計画した。 AIを付加したツール開発は、ツール開発が可能であるか検討中であり、次年度も継続することとした。活用促進では、助産実習を受け入れている施設に対し、研究の紹介を行ってきた。同時に助産学生に対して、アセスメント・ツールを用いた分娩進行の判断に関する学習支援を行った。 本研究に対して、関心を示した産科医療機関には、アセスメント・ツールの資料提供を行い、希望施設には説明会を実施した。無痛分娩のデータ収集は、協力施設の選定に時間を要しており未実施となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
日本産科麻酔学会学術集会に参加し、無痛分娩を管理する麻酔科医師へのヒアリングを依頼予定であったが、大学の推薦入試と日程が重なり、コンタクトできず実施できなかった。また、同様に無痛分娩を管理する頻度が高い施設に勤務する助産師へのヒアリングの調整もできなかった。そのため、無痛分娩のデータ収集では、協力施設の選定に時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
AIを付加したツールの開発を促進するとともに、無痛分娩においても分娩進行の診断ができるよう、アセスメント・ツールを改良する。
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Causes of Carryover |
産科麻酔を専門とする麻酔医師へのヒアリング、無痛分娩を管理する経験が豊かな助産師へのヒアリングが実施できなかった。また、無痛分娩のデータ収集ができなかった。無痛分娩のデーター収集ができるよう施設調整を進めていく。 さらに、アセスメント・ツールの活用促進のために、産科医療機関における研修会を企画・実施していく。
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Research Products
(1 results)