2016 Fiscal Year Research-status Report
小児がん治療中の子のきょうだいが自分らしく生活していけるための情報共有プログラム
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16K12142
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
新家 一輝 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (90547564)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | きょうだい / 小児がん / 自分らしい生活 / 情報共有プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的Ⅰ.診断時以降の積極的な治療期にある子ども(患児)のきょうだいで、学齢期以降の方々の、Ⅰ - a). 家庭、学校といった生活や医療の場で体験していることと、Ⅰ - b). 必要としている小児がん関連情報について、さらに、Ⅰ - c). 自尊心やQOL, PTSSといった心身の状態について、きょうだい自身の認識から明らかにする。研究目的Ⅱ. 同じく、診断時以降の積極的な治療期にある患児のきょうだいで、幼児以降(学齢期以降も含む)方々の、Ⅱ - a). 家庭、学校といった生活や医療の場での様子と、Ⅱ - b). 必要としているであろう小児がん関連情報について、さらに、Ⅱ - c). 自尊心やQOL, PTSSといった心身の状態について、親(主な養育者)の認識から明らかにする。 研究目的Ⅰ - a). b). c).と研究目的Ⅱ - a). b). c).それぞれの目的を達成するための質問紙調査や面接調査の内容について精製を行なった。続いて、精製を行なった調査を遂行するため、作成した研究計画書について研究代表者所属機関の倫理審査委員会からの承認を得た。調査実施機関の倫理審査委員会に申請書を提出し、現在は研究計画について審査中である。 調査実施機関の倫理審査委員会申請中の間、これまでに継続してきた調査機関やその他の医療機関や地域の場でのフィールドワークを継続している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
調査実施機関の倫理審査委員へ研究計画を申請中のため。
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Strategy for Future Research Activity |
調査開始のための準備を行い、当初計画通り、平成29年度は調査を継続し、結果の分析を行いながら調査を積み重ねていく。
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Causes of Carryover |
当初計画では、当該年度より調査を開始する予定出会ったが、調査開始まで計画を進めることができなかった。そして、その調査にかかる旅費と謝金が執行できなかったため次年度使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
調査機関の倫理審査委員会にて、研究計画を申請中であるが、承認を得た時点で可及的速やかに調査を開始することを計画している。そしてその調査にかかる旅費と謝金としての使用を計画している。
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Research Products
(2 results)