2018 Fiscal Year Research-status Report
在宅医療に移行した子どもを育てる親との協働に重点をおいた小児の訪問看護教育の開発
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16K12174
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
沢口 恵 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (10759161)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 医療的ケア / 小児 / 訪問看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
小児の訪問看護の実施に影響する要因について文献検討を行った結果、小児看護経験者の不在、小児看護の難しさなどが挙げられた。小児に特化した訪問看護事業所以外の事業所で、小児看護経験者が不在であっても小児の訪問看護を実施している訪問看護事業所は存在する。 そこで小児に特化していない訪問看護事業所が小児の訪問看護を開始しようとしたきっかけや小児の訪問看護開始後の困難や対応について明らかになることで、小児の訪問看護教育が充実した内容になると考えた。そこで訪問看護事業所の所長・スタッフにインタビューし、訪問という場での小児看護実践の難しさや困難、その対応を明らかにすることを目的に、研究計画を立案した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
職場の欠員や新しいコース開始により、臨地実習や講義が増え、業務が多忙になったことで、研究協力をしてくださる訪問看護事業所との話し合いが進ます、研究倫理審査委員会承認までに時間がかかっている。
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Strategy for Future Research Activity |
小児に特化していない訪問看護事業所の所長、スタッフを対象に、小児の訪問看護を開始した理由と困難、その対応について明らかにする。その結果から小児の訪問看護教育計画を立案する。
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Causes of Carryover |
本研究に関連する国内外の学会参加はなく、研究の進捗がアンケートやインタビューの準備までであったため、研究にかかる実費はなかった。
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