2018 Fiscal Year Annual Research Report
Construction of learning log DB and learning evaluation system inviting deep active learning
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16K12568
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Research Institution | Kyushu Kyoritsu University |
Principal Investigator |
木村 美奈子 九州共立大学, 公私立大学の部局等, 講師 (90572264)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二摩 修司 近畿大学九州短期大学, 生活福祉情報科, 教授 (00259657)
安永 悟 久留米大学, 文学部, 教授 (60182341)
塙 雅典 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (90273036)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 主体性 / 学習履歴 / 学修評価 / 学習プロセス / 確定志向 / 不確定志向 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に続いて、主体的な学びについての測定方法について研究を行った。主体性とは何か、また、主体性とは後天的な力なのかを検討するために、安永らの先行研究にある「不確定志向・確定志向」をもとに、学生の生まれ持った不確定志向性を測り、不確定志向・確定志向に分類することで、その分類された学生の学習プロセスを分析することとした。LMS上に不確定志向性を測るテストを作成し、学生を対象として測定を実施した。この測定をもとに学生を確定志向と不確定志向に分けた。分け方としては、不確定志向性を点数化し、偏差値を求め、偏差値が40~60の学生については判定不能として以降の分類から外し、偏差値60以上を不確定志向、40以下を確定志向として、それぞれの学修プロセスを解析中である。また、今回の判定は人間が行ったが、判定を自動化するための深層学習の利用も検討している。 さらに、昨年度から引き続き、LMS上で学びログを集積するシステムのためのテスト用Webサーバ・DBサーバを使って構築中である。Webサーバソフト、DBソフトについては既存のライセンスフリーのものを利用し、それらからデータを収集・格納・データマイニングに必要なプログラムとして、適切な既存のライブラリに加えてオリジナルのライブラリやLMSのプラグインも開発中である。LMSからのデータ収集については、LMSが本来持っているデータベースを直接参照し、LMSのユーザインターフェースは介さない形で自動的に別データベースに格納する方向で設計している。テキストマイニングについても深層学習の利用を検討している
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Research Products
(3 results)