2017 Fiscal Year Annual Research Report
Search for markers for the prevention and treatment of Alzheimer's disease by polyphenols that can diagnose with one drop of blood
Project/Area Number |
16K12718
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小林 彰子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90348144)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アルツハイマー病 / ロスマリン酸 / バイオマーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
ロスマリン酸(RA)は、in vitroおよびin vivo試験においてアルツハイマー病の主病態であるアミロイドβに対する高い凝集抑制能を有する。本研究では、アルツハイマー病(AD)モデルマウスにRAを摂食させ、認知行動および脳内表現型を確認すると共に、血中のAD治療反応性マーカーを探索することを目的とした。 ADモデルマウスにロスマリン酸(RA)を摂食させると普通食群と比較し認知機能低下が抑制された。血漿中の成分を網羅的に解析したところ、普通食群とRA食群の化合物の中に逆相関を示すものが存在し、これらの化合物がAD治療反応性マーカー候補となることが考えられた。
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Research Products
(3 results)