2018 Fiscal Year Annual Research Report
Research on Tradition of Science Teachers' Practical Knowledge and Skills for Next Generation Science Education
Project/Area Number |
16K12759
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
山口 悦司 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (00324898)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増本 康平 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (20402985)
坂本 美紀 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (90293729)
中原 淳 立教大学, 経営学部, 教授 (00342618)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 科学教育 / 科学教員養成 / 理科授業実践知識・技能の伝承 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度の研究実績は,次の通りである.(1)全体会議:研究代表者の総括のもとに,全体会議を開催した.代表者と分担者の定常的な連絡・協議については遠隔会議システムやSkype等を利用して行ったが,重要な局面では対面会議を開催した.(2)文献資料・関連事例の収集・データベース化:高度専門職業人の認知的特性に関する文献資料や国内外の関連事例を収集・データベース化した.(3)文献資料・関連事例の分析:収集・データベース化した文献資料・関連事例を対象として,熟練教師の認知的特性,初任者教師の認知的特性,理科の教師教育,職場における実践知識・技能の伝承等の視点から分析した.(4)理科授業実践知識・技能の伝承メカニズムを解明するための理論の精緻化:文献資料・関連事例の分析結果を統合して,理科授業実践知識・技能の伝承メカニズムを解明するための理論モデルの精緻化を行った.(5)理科授業実践知識・技能の伝承を支援するための方法論の精緻化:文献資料・関連事例の分析結果と理論モデルの成果を統合して,理科授業実践知識・技能の伝承を支援するための方法論の精緻化を行った.(6)研究成果発表:研究成果発表については,日本理科教育学会全国大会において成果を発表した.研究成果を整理・体系化して, Electronic Proceedings of the ESERA 2017 Conferenceの審査付き論文,日本科学教育学会の学会誌『科学教育研究』の審査付き研究論文として公表した.また,2019 KASE International Conferenceの招待講演において,研究成果の一部を公表した.
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