2017 Fiscal Year Research-status Report
アクターネットワーク理論による構築的テクノロジーアセスメントの自動走行車への適用
Project/Area Number |
16K12802
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Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
杉原 桂太 南山大学, 理工学部, 講師 (40410758)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久木田 水生 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (10648869)
綾部 広則 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (80313211)
伊勢田 哲治 京都大学, 文学研究科, 准教授 (80324367)
戸田山 和久 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90217513)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 自動走行車の社会的受容性 / 構築的テクノロジー・アセスメント |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,2018年度の構築的テクノロジー・アセスメントに基づくワークショップの開催に向け,構築的テクノロジー・アセスメントの先行例を調査し,自動走行車について検討する必要のある問題についての論点整理を行った.先行例としてオランダに着目している.検討の必要のある問題には自動走行車の社会的受容性の事項があげられる.これらの成果に基づき,研究代表者の杉原が論文を発表し,さらに,国際学会において研究報告を行った.さらに,論文と学会報告に基づき,研究打ち合わせを1度開催した.研究打ち合わせでは,研究代表者の杉原の報告に基づき,2018年度のワークショップのための議論・意見交換を進めた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2018年度の構築的テクノロジー・アセスメントに基づくワークショップの開催に向け,同ワークショップのオランダにおける先行例と,自動走行車の持ちうる社会的諸問題についての論点整理は順調に進んできている.
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Strategy for Future Research Activity |
2018年度の構築的テクノロジー・アセスメントに基づくワークショップの開催に向けて,今年度は,ワークショップの具体的な実施方法について検討を進め,ワークショップを実施する.
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Causes of Carryover |
理由は,研究代表者が計画していた海外での学会発表について本務校での海外渡航費への申請が採択されたこと,国内での学会発表のための旅費について研究代表者の本務校での業務との日程の重複のため出張が見送られたためである.2018年度の使用計画は,構築的テクノロジー・アセスメントによるワークショプの開催に向け,同ワークショップを実施するための情報を収集,分析,蓄積するための電子計算機を充実させるというものである.
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Research Products
(10 results)