2018 Fiscal Year Annual Research Report
A comprehensive study to develop and investigate the effect of a cognitive intervention program using the GO game
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16K13036
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
鈴木 宏幸 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (90531418)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 余暇活動 / 囲碁 / 社会的交流 / ワーキングメモリ / FDG-PET |
Outline of Annual Research Achievements |
フォローアップ調査を行い、介入終了後の囲碁の継続状況による認知機能や精神的健康状態の変化について検討した。Face-to-face群(FG)、Non face-to-face群(NFG)の対象者に囲碁の継続の有無を尋ね、囲碁を継続している対象者を継続群(25名)、継続していない対象者を非継続群(16名)とした。群間における認知機能(視覚性記憶範囲)と日本語版WHO-5精神的健康状態(WHO-5)の経時的変化を検討した。その結果、継続群ではWHO-5の平均得点が継時的に有意に向上し(事前:16.7±4.4点 事後:17.4±3.3点 フォローアップ:18.6±4.0点)(p<0.05)、事前に比しフォローアップ時の得点が有意に高かった(p<0.05)。一方で、非継続群とCGでは有意な経時的変化はみられず、認知機能に関しては、いずれの群においても事後調査からフォローアップ調査にかけて有意な向上はみられなかった。 また、介入前後に19名の対象者(FG:5名、NFG:8名、CG:6名)に実施した、Fluorine-18 fluorodeoxyglucose positron emission tomography (FDG-PET)による脳糖代謝量の変化について分析を行った。Statistical Parametric Mappingを用いた分析の結果、FGとNFGでは左中側頭回と両側被殻の局所脳糖代謝量が介入前後で有意に増加し(いずれもp<0.01, cluster-level)、統計学的有意差はないものの、左前頭葉、左小脳歯状核で増加する傾向がみられた(p<0.1, cluster-level)。一方、CGではFGとNFGでみられた変化は認められず、手指の動作に関連する左前帯状回において有意な脳活動の増加がみられた(p<0.01, cluster-level)。
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Research Products
(5 results)
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[Presentation] 認知機能低下抑制プログラムにおけるタブレットの適用可能性の検討―囲碁を活用した介入プログラム「iGOこち」より―.2018
Author(s)
飯塚あい, 鈴木宏幸, 小川将, 杉山美香, 稲垣宏樹, 宇良千秋, 小川まどか, 枝広あや子, 宮前史子, 岡村毅, 粟田主一, 藤原佳典.
Organizer
第8回認知症予防学会学術集会
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