2018 Fiscal Year Research-status Report
女子アスリートのためのスポーツNSTによる栄養及び健康管理に関する研究
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16K13053
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
下司 映一 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (50192050)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
礒 良崇 昭和大学, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (60384244)
安部 聡子 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (90644576)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | アスリート / 栄養サポート / 女子アスリート |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、女性アスリートに対しての継続的な栄養サポートおよびメディカルチェックを行い、特に貧血症状をきたしたアスリートの継続的なサポートについて、解析した。また、冷えやむくみなどといった症状をきたす冬季競技種目の選手のサポートに携わり、Web上でのサポートの内容を解析している。女性アスリートの健康課題に関しては、年齢、競技、遺伝的素因、家庭環境など様々な要因が関与していることが明らかになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究計画における女子アスリートのICTを使用した継続的なサポートは順調に実施できている。これをもとに毎月の栄養サポート結果とメディカルチェックデータとの関連を解析している。また、3年間の継続的なサポートで発生した健康課題とその対応、メディカルチェックとの関連を、アスリートの言動をもとにした質的な評価を加えたうえで、次年度の論文化を目指す。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度、女性アスリートの冷えやむくみに対する脈波測定に加えて、ICTによるサポートの質的な解析を加えて、論文化を目指す。
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Causes of Carryover |
研究を遂行する中で、女性特有の冷えやむくみ等の症状に対しての原因探索のため、メディカルチェックで脈波を測定することに計画変更した。それに伴い、今年度使用した運動時の血流評価をする機械の購入が必要となった。
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