2018 Fiscal Year Annual Research Report
Semantic descriptions of natural languages in terms of the value systems and its applications
Project/Area Number |
16K13233
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
菊地 朗 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (80177790)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 意味論 / 価値・評価を表す言語表現 / 合成性の仮説 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題に関して、受理ののち体調を崩してしまい、ほとんど成果と呼べる結果を残すことができなかった。2018年度については口頭発表1件のみの成果であった。せっかくの研究助成金を交付いただいたのにもかかわらず成果を上げることができず、大変反省している。助成金の大半は返却する予定である。 口頭発表は、東北大学情報科学研究科「言語変化・変異研究ユニット」(代表:小川芳樹教授)主催のワークショップにて行ったもので「動詞を欠くwh-ever譲歩節の発生について」(2019年3月)のタイトルで発表した。wh-everの形式の譲歩節では、主動詞が欠けた表現が現れるが、その起源が独立分詞構文からの構文的拡張にあることを論じたものであった。主たる研究目的は英語の表現の変異や発生を論じたものであるが、譲歩表現が、「価値」の主張について中立化(neutralize)する効果を持つことについても、わずかながら触れた。
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Research Products
(1 results)