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2017 Fiscal Year Research-status Report

関与負荷仮説の検証:語彙学習タスクにおける心的負荷が記憶保持におよぼす影響

Research Project

Project/Area Number 16K13267
Research InstitutionBunkyo Gakuin University

Principal Investigator

椿 まゆみ  文京学院大学, 外国語学部, 教授 (70369437)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords文献研究 / 目標語彙検討 / 実験方法検討 / 質的研究法の研究 / 混合研究法の研究 / 協同学習の学習プロセス / 語彙学習プロセス
Outline of Annual Research Achievements

現在、今だ下準備の段階である。本研究は、前回の研究で行った実験機材を含む研究方法を修正し、よりよい改良された研究を行うための研究を行うことが目的であるが、修正の準備に戸惑っている。
現在まで行ってきたことは、主に研究手法の理論と実践(手法)の研究であり、以下の5点である。第1としては、学習者は、話し合いにより協同学習をしながら語彙を学ぶのであるが、そのプロセスと成果を、学問分野としての協同学習の観点から、調査するための準備をしている。1つは、学習態度にかんする理論的背景が必要であるが、それが今で見つかっていない。第2としては、混合研究法の理論と実践(手法)の仕方の探求である。本研究の特徴の1つは、混合研究法での語彙学習の調査であり、量的・質的研究を両方行い、プロセス及び結果を分析する必要がある。混合研究法について、理論面および実践面の両方から調査している。第3としては、質的研究の手法の探求である。質的研究には、不慣れであるので、その研究について学んでいる。他分野を含めての質的研究の手法が含まれている研究について学び、自分の研究に取り入れようとしている。質的研究を行うための、ソフトウエアの使い方を学んでいる。第4点は、1から3の内容および本研究の課題である語彙研究の文献研究を行っている。語彙研究は、研究の歴史が浅い英語教育の中でも研究されている期間が短く、研究が進んでいるので、これに追いついていく必要がある。5点目は、語彙研究のための目標言語の語彙の検討を行っている。前回の研究では、検討する時間が短く、目標語彙の選択の仕方に問題があった。
以上のように、ペースは遅いながらも、研究を進めている。しかしながら、このような理論面や方法面中心の着実な研究が今回は必要であると確信している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

公務が大変多く、研究を行う時間が本当に取れない。激務のためもあると思うが、体調不良が続いている。また、授業の準備や学生の面倒など教育面でもかなりの時間と労力を要するため、科学研究費での研究に思うように時間と労力を割くことができない。せっかくのこのようなチャンスを頂いたので、どうにかしなければならないことを自覚している。

Strategy for Future Research Activity

今だ準備の段階であるので、研究を進めるしかない。今年度は実際に研究方法を考え、パイロットスタディを行ったあと、本研究を行う予定である。具体的には以下の手順を踏む予定である。
以下の10点を行う計画を立てている。 1.目標言語の作成および実験機材の作成を行う。 2.本実験での協同研究のプロセスと成果の方法の決定する。 3.本実験での混合研究法のプロセスと成果の探求方法の決定する。(特に、質的研究に関して多くの時間を割く) 4.実験手順およびデータ取得の方法を考える。 5.4に基づき、予備実験を行い、実験を修正する。 6.5で修正した機材および手順に基づき、再度実験を行う。 7.6によりデータを得て、分析する。
8.発表を行う。全ての過程において、特に質的研究の専門家のアドバイスを得て、進めていく。 9.研究結果をまとめて、学会発表を行う。10.学会発表のFeedbackを元に、論文を完成させて投稿する。
公務が大変多いだけでなく授業にかんすることに時間と労力がとられる。そのため、なかなか時間が取れないため、工夫をしていく必要があることを痛感している。これが、研究自身より重要であることは否めない。アドバイザーとの時間を多く持ったり、公務や教育の時間の使い方を見直していかねばならないと思う。また、短い時間でも研究に使うようにしなかればいけない。研究の内容だけでなく、タイムマネージメントや仕事の割り振りを考えていくことが必要である。

Causes of Carryover

研究が予定したように進まなかったため、予算を使うことができなかった。2018年度は、研究を進める予定であり、2017年度より予算を消費すると思われる。しかし、本研究は研究申請時より、時間がかかることが判明した。そのため、現在のところ、来年度以降にも本研究を続けるために、研究期間を延長の申請を行う予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2017

All Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results,  Invited: 1 results)

  • [Presentation] Designing the Vocabulary Component for an EFL Cross-Cultural Communication Class2017

    • Author(s)
      Mayumi Tsubaki
    • Organizer
      Language and Culture
    • Int'l Joint Research / Invited

URL: 

Published: 2018-12-17  

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