2017 Fiscal Year Research-status Report
人材流出を介した技術流出の経済的影響に関する実証分析
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16K13383
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Research Institution | National Institute of Science and Technology Policy |
Principal Investigator |
藤原 綾乃 文部科学省科学技術・学術政策研究所, 第2調査研究グループ, 主任研究官 (80755976)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 特許データの整備 / 人材流出 / 技術流出 / 流出額の推定 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、技術流出の原因の一つとして指摘される退職者等による技術流出について、その影響額の推定を試みることにある。当該年度は、日本企業からアジア企業へと移動した技術者の同定作業を行い、所属企業等のデータを整備することを行った。 データ整備は現在のところ順調に進んでいる。今後は完成したデータセットを用い、分析を進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度の途中で産前産後休暇を取得したため、当初予定より若干遅れている。しかしながら、復職後は直ちに研究を再開したので、その影響は比較的小さいもののとどまっていると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、作成したデータセットに基づき、分析を行っていくとともに、国内外の学会・ジャーナルでの発表を行っていきたい。
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Causes of Carryover |
平成29年度に産前産後休暇を取得し、研究を一時中断した時期があったため、次年度使用額が生じた。
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