2016 Fiscal Year Annual Research Report
An Interdisciplinary Study on Digital Resources Integrated by MALUI Alliance
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16K13411
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
原田 健一 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (70449255)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 統合型データベース / 地域メディア / 地域情報 / MALUI連携 / 文化資源 |
Outline of Annual Research Achievements |
地域社会の情報・映像・コンテンツを文化資源として共有化するために、博物館、資料館、図書館、大学、産業界とが提携するMALUI連携を構築するために、統合型データベースのサイト「にいがた MALUI連携地域データベース」に、新潟県立図書館と連携し「郷土新聞画像データベース」を立ち上げた。このデータベースは新潟県内で明治から昭和初期に発行された新聞約3万件、画像数20万頁を超え、年月日、紙名、発行区分などで検索し閲覧できるものである。 今後、こうした統合されたデジタル・アーカイブを展開させていくために何が必要か、さらには社会連携を進め、多くの人々に利活用してもらうためにどうしたらよいのか、2017年3月25日(土)新潟県立図書館ホールにて「にいがた MALUI連携による地域・統合型データベースの可能性」としてシンポジウムを開催した。司会は一戸信哉(敬和学園大学)により、今回の統合型データベースについて原田健一、各地域のデジタル・アーカイブの連携について山崎博樹(秋田県立図書館前副館長)、国立国会図書館が進める連携拡張に向けた「ジャパンサーチ」について徳原直子(国立国会図書館)、オープン・データのあり方について岡本真(アカデミック・リソース・ガイド)が、連携を進めていくうえで、どういう問題があるのか報告を行った。県外からは福岡市総合図書館、県内からは十日町情報館など実務担当者約60人が参加し、フロアとのディスカッションを含め、今後のデジタル・アーカイブの展開のあり方、さらには地域連携について議論を深めた。 さらにエントランス・ギャラリーで地域映像アーカイブに収蔵されている写真の展示などを行った。
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Remarks |
「にいがた MALUI連携地域データベース」は連携している関連機関でのみ閲覧が可能である。「にいがた 地域映像アーカイブ・データベース」(IDとパスワードが必要)。「新潟県立図書館郷土新聞データ」の完全版は新潟県立図書館と新潟大学附属図書館他でのみ閲覧できる。
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Research Products
(5 results)