2016 Fiscal Year Research-status Report
持続可能社会に向けた多世代共創コミュニティ・エンパワメント開発評価
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16K13430
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
安梅 勅江 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20201907)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | コミュニティ・エンパワメント |
Outline of Annual Research Achievements |
1.国内外の多世代共創プログラムに関する系統的レビューとエビデンス・テーブルの構築 多世代共創プログラムの開発過程、内容、評価に関する海外先進機関の訪問調査、既存研究の系統的レビューとエビデンス・テーブルを構築した。開発研究を実施している研究機関を訪問し、情報交換と情報収集を行った。 2.追跡データを活用したコミュニティ・エンパワメントのプログラム効果評価 平成元年~27年に実施したのべ125,000名の調査対象者の中から、プログラム参加者を抽出し、非参加者と比較しながら精神面・身体面の効果の軌跡と関連要因を分析した。 3.住民と専門職に対するフォーカス・グループ・インタビューに基づく評価項目の抽出 多世代共創のニーズと内容を抽出するため、住民および専門職80 名に対するフォーカス・グループ・インタビューを実施した。実際の経験、当事者ニーズ、体験に基づく重要項目などを討論の柱として、具体的な内容を詳細に、できるだけ多側面にわたり数多く収集した。1 グループあたり原則として約2時間の時間をとり、逐語記録と観察記録を合わせてデータ化した。 4.多世代共創プログラム試案の作成 1)国内外の多世代共創プログラムの開発過程、内容、評価の系統的レビュー、2)25 年間追跡データの分析結果、3)住民と専門職のフォーカス・グループ・インタビューにより得られた情報、を活用し、統計的妥当性及び臨床的重要性を加味しながら、有効な項目を抽出して体系化し、多世代共創プログラム試案を作成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
下記4点について、当初の研究計画通りに進捗している。 1.国内外の多世代共創プログラムに関する系統的レビューとエビデンス・テーブルの構築 2.追跡データを活用したコミュニティ・エンパワメントのプログラム効果評価 3.住民と専門職に対するフォーカス・グループ・インタビューに基づく評価項目の抽出 4.多世代共創プログラム試案の作成
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Strategy for Future Research Activity |
開発モデルを用いて実践評価を実施する。
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Causes of Carryover |
最終年度、成果を反映したWEBサイト作成に多額の予算がかかるため、次年度使用額として残した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
成果を反映したWEBサイトを作成する。
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