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2017 Fiscal Year Annual Research Report

Study on Foreigners' Opinion to Travel Environment in Japan using SNS Data

Research Project

Project/Area Number 16K14318
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

森川 高行  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30166392)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三輪 富生  名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授 (60422763)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2018-03-31
Keywords土木計画 / 交通システム評価 / ツイート / 外国人
Outline of Annual Research Achievements

本研究では,外国人の視点を観光や交通政策,交通まちづくりへ反映するために,SNS(Social Networking Service)上の発言に着目し,その質と量から政策に活用できるかを検証することが目的である.
Twitter社のAPI(Application Programming Interface)を用いて,都市名,駅名や交通手段等をキーワードにしてデータ収集を行ったが,日本に定住している人なのか旅行者なのかが判別できないことや,想像以上に都市や交通システムを評価するツイートが少ないことが分かった.そのため,株式会社ナイトレイが公開したinbound insightのSNSデータを用いて分することとした.
2017年2月の1ヶ月間のデータには,15ヶ国から2万3千人の6万7千件の投稿があった.投稿された場所は東京が最も多く2万7千件,次いで大阪が1万件,3位は京都で7千件,続いて,北海道,千葉,神奈川となっている.これらのデータには外国人居住者のデータも含まれているため,1ヶ月間同じ都道府県から発信されているデータは旅行者ではない仮定し,削除して分析を行った.その結果,交通や移動に関する投稿は内容はほどんど含まれていないこと,写真での投稿や場所のみの投稿等が多く,コメントだけの分析では旅行者の分析は難しいこと,位置情報から周遊行動の把握の可能性があることが明らかとなった.本研究では,1ヶ月間のデータのみを使用したが,長期間のデータを利用する場合は,居住者と旅行者を識別するアルゴリズムが必要となると考えられる.

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Published: 2018-12-17  

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