2018 Fiscal Year Annual Research Report
Cerebrospinal Fluid Biomarkers for Lumbar Spinal Stenosis Identified by an Exhaustive search with High-Resolution Mass Spectrometry
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16K15653
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| Research Institution | Gunma University |
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Principal Investigator |
筑田 博隆 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30345219)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
早川 謙太郎 東京大学, 医学部附属病院, 登録診療員 (20770697) [Withdrawn]
大出 晃士 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (40612122)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | プロテオーム / バイオマーカー |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、超高精度プロテオーム解析によって脳脊髄液中に含まれるタンパク質を同定し、高齢者にみられる腰部脊柱管狭窄症の神経障害の定量化をおこなうことを目的としている。これまで専門医により脊柱管狭窄症と診断された9名より脳脊髄液を採取した。神経障害の程度は、Zurich Claudication QuestionnaireおよびNeuropathic Pain Symptom Inventoryを用いて評価した。対照群として、神経圧迫がないことが確認された脊柱側わん症患者（n=8）と間質炎膀胱炎患者（n＝18）の脳脊髄液を用いた。高感度質量分析器を用いて網羅的にペプチドを同定し、腰部脊柱管狭窄症患者において、有意に増加あるいは減少しているタンパク質候補分子を28個得た。さらに結果の再現性を確認するために、新規に腰部脊柱管狭窄症患者（n=7）の脳脊髄液を採取し、初回の検索で候補とされた分子について定量をおこなった。その結果、腰部脊柱管狭窄症患者の脳脊髄液においては、対象群に比べ、Chromogranin-A (CGA), Thy-1 membrane
glycoprotein (THY-1), Transthyretin (TTR)が有意に減少しており、一方、apolipoprotein C1 (APOC1), Complement C1q subcomponent subunit A (C1qA), Complement C1q subcomponent subunit C (C1qC), Vitronectin (VN)が有意に増加していた。
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