2018 Fiscal Year Annual Research Report
A Study to Search Factors which cause Transitional Visual Field Defects after Surgery under Steep Trendelenburg Position
Project/Area Number |
16K15674
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
篠川 美希 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20772057)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福原 浩 杏林大学, 医学部, 教授 (20292948)
相原 一 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80222462)
伊藤 伸子 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80332609)
朝元 雅明 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30647946)
大畑 卓也 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30781752)
岡上 泰子 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50781209)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 周術期管理学 / ロボット手術 / 視野異常 / 脳血液量 / 低侵襲検査 / 眼圧 / 緑内障 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では多くの成果が得られた。特に泌尿器科領域において得られた、緑内障患者でもRALPが安全に施行されるという結果は臨床的意義が大きいと考え、論文作成を行い無事完了した。現在、雑誌投稿中である。
また本研究から得られたRALP中の脳血液量変化データは予備調査において報告例が無い事が確認されている。現在臨床的意義を調査し、論文作成を開始している。
さらなるサブ解析で眼の構造(隅角面積)とRALP中の眼圧の上がりやすさ、RALP後の視野障害に弱い相関が存在することが確認出来た。本結果はRALPによって視野にダメージを負いやすい患者群が存在し、術前に眼の構造を詳しく調べることの価値を示唆する。2019年度日本麻酔科学会学術集会へ投稿し、受理された。
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