2018 Fiscal Year Annual Research Report
Challenges of new biomarkers of acute mesenteric ischemia
Project/Area Number |
16K15758
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
中田 孝明 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (20375794)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 急性腸間膜虚血モデル / 盲腸穿孔モデル / biomarker |
Outline of Annual Research Achievements |
急性腸間膜虚血モデルの血漿検体を用いた新規biomarkerの開発を行った。最終年度では安定して実験に必要なモデル(腸間膜虚血モデル、盲腸穿孔モデル、Shamモデル)の作成を行うことができるようになり、検体の採取を進めることができた。予定していた数の採取を終え、次の段階である検体の解析、Cell-free DNA値の測定や、プロテオミクスによる蛋白解析を進めることができた。 現在今回の実験で測定したbiomarkerを既存のbiomarkerとの比較を行い、解析を進めている。これまでの結果ではCell-free DNAが既存のbiomarkerと比較して優れたbiomarkerとなる可能性が示唆されている。今後プロテオミクスで得られたbiomarker候補も測定を進める予定である。合わせて論文を執筆中であり、今後原著論文として報告する予定である。
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