2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of new treatment for peri-implantitis with antioxidative nanoredox particles
Project/Area Number |
16K15814
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Research Institution | Kanagawa Dental College |
Principal Investigator |
木本 克彦 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 教授 (70205011)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸尾 勝一郎 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 助教 (60593639) [Withdrawn]
齋田 牧子 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 助教 (70612943)
大野 晃教 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 講師 (00611633)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | インプラント周囲炎 / 炎症 / 活性酸素 / 抗酸化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、インプラント周囲炎に対するナノレドックス粒子(レドックスインジェクタブルゲル:RIG) の抗酸化作用を評価することである。 本学動物実験倫理委員会承認の基、昨年度に確立したROS との関連が報告されているラットインプラント周囲炎モデルを用いてRIGの抗酸化作用について検討した。In Vivo の評価では、マイクロ CT 撮影を用いてインプラント体周囲骨の評価を行い RIG による骨量の維持が確認された。また、疾患部位において、脂質等の過酸化が報告されていることから、組織内における酸化の定量を行い、RIGの抗酸化作用を確認した。In Vitro の評価では、まず 8 週齢の雄 Sprague-Dawley ラットの骨髄より採取した骨芽様細胞を培養し、酸化状態を再現した。この条件下にて、RIG による骨芽様細胞の接着・増殖能ならびに分化能の効用が示された。これらの In Vitro ,In Vivoの結果をもとに、本年度は、インプラント周囲炎モデルに対するRIGによる抗酸化作用のメカニズムについても評価検討を行った。本研究課題において、インプラント周囲炎モデルに対するナノレドックス粒子の抗酸化効果が確認され、本研究の目的を遂行することが出来た。
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