2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of nurse's condition assessment tool related to incident occurrence
Project/Area Number |
16K15869
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
瀬戸 奈津子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (60512069)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 真有美 関西医科大学, 看護学部, 助教 (90599995)
藤本 悠 関西医科大学, 看護学部, 研究員 (70803310)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | インシデント / コンディション / 個人要因 / 医療安全 / 気分 / 睡眠 / 疲労 |
Outline of Annual Research Achievements |
インシデント発生には個人の技能や性格のような変化しない特性のみでなく、気分・疲労・睡眠という変化する特性も大きく影響を与える。先行研究では連続的に主観的気分状態を測定することでインシデント発生との関連があることを認めている。しかし、連続的に測定しインシデント発生と関連を調査した研究はなく、看護師個人のコンディションとインシデント発生との関連は明らかとなっていない。 本研究では、看護師の体調や疲労、睡眠、気分に関して一定期間連続的に測定をすることで、看護師の勤務に対する疲労・睡眠・気分といったコンディションの実状を明らかにすることに焦点をあててインシデント発生との関連を明らかにする。 本年度は、1回目2018年7月の調査で、協力施設17部署に234名の同意を得て、調査票を配布し、1カ月後に224部回収(回収率95.7%)した。2回目2019年2月の調査で、228部配布し、178部回収(回収率78.1%)した。調査内容は、性別・年齢・経験年数・病棟経験年数(初回のみ)ならびに「日付」「日勤もしくは夜勤」「勤務の始まりの気分・疲労・睡眠」と「勤務の終わりの気分・疲労・睡眠」「インシデント体験の有無」である。同時に22nd East Asian Forum of Nursing Scholarsで、Review of literature pertaining to sleeping condition ofnurse who engage in shift work in Japanというタイトルで発表した。 引き続き「気分・疲労・睡眠」ごとの得点について個別・病棟における特性ごとの相対比較、勤務終始の前後比較、「インシデントの体験の有無」との関連について等、収集したデータについて量的分析を行い、インシデント発生要因と関連するコンディションの要因を探索的に分析を進める。
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Research Products
(1 results)
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[Presentation] Review of literature pertaining to sleeping condition ofnurse who engage in shift work in Japan2019
Author(s)
Mayu Katashima¹, RN, PHN, Mayumi Yamaguchi¹, RN, MSN,Yu Fujimoto², RN, MSN, Chiyo Murauchi¹, RN, MS, Natsuko Seto¹, RN, PhD
Organizer
22nd East Asian Forum of Nursing Scholars(EAFONS)
Int'l Joint Research