2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of an FD / SD program on reasonable accommodations in clinical practice at nursing educational institutions
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16K15888
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
飯岡 由紀子 埼玉県立大学, 大学院保健医療福祉学研究科, 教授 (40275318)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 純子 淑徳大学, 看護栄養学部, 准教授 (30344972)
吉本 照子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (40294988)
遠藤 和子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (80307652)
松岡 千代 佛教大学, 保健医療技術学部, 教授 (80321256)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 看護学 / 臨地実習 / 合理的配慮 / 看護教育 / Faculty Development |
Outline of Annual Research Achievements |
1.15施設の看護系大学の全教員を対象とした質問紙調査:517部の質問紙を配布し102部回収した(回収率19.7%)。設置主体は私立大学75%、国立19%、公立6%だった。成人看護学、基礎・基盤看護学などの所属領域は10~20%で全領域に分散された。76%は障害があるもしくは障害の特徴を有する学生について検討する委員会や担当が決まっていると回答し、学生支援や教務や学年担当などが対応していた。所属領域内での情報共有や対応策の検討は比較的できていると認識しているが、実習指導者・責任者との対応策の共有はやや低い結果となった。主治医やカウンセラーへの働きかけはできているという認識が最も低かった。一方で、教員の実習指導力向上の必要性、指導的立場のマネジメント力向上の必要性、管理的立場の組織的管理能力向上の必要性は、いずれもNRSで7以上と高かった。以上から、看護教員の教育上の調整では情報共有や対応策の検討はある程度できているが、実習指導能力やマネジメント力の向上のニーズは高く、組織的支援体制の整備の必要性が示唆された。 2.FD・SDプログラムの構造化:これまでの研究成果(文献検討、質的研究、質問紙調査、専門家会議)と、2018年度までFD・SDプログラムを実施した12施設や団体の状況を踏まえ、プログラムを再検討した。プログラムは3段階とし、5つの要素(関連概念・基本的知識の習得、学生支援の方針、学生の経験の積み重ね、学生の専門職としてのキャリア形成、組織的支援)で構成した。 3.FD・SDプログラムの実施:プログラムレベルⅠとⅡを2施設で実施した。いずれもプログラム評価は高く、好評であった。災害と新型コロナ感染対策のために2団体の開催が中止となった。レベルⅢは、この中止により未実施となった。
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Research Products
(2 results)