2019 Fiscal Year Annual Research Report
The development of Salt Intake Education Program for Schoolchildren
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16K15944
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Research Institution | Ichinomiya Kenshin College |
Principal Investigator |
加藤 千明 一宮研伸大学, 看護学部, 講師 (80613687)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石舘 美弥子 帝京大学, 医療技術学部, 教授 (50534070)
坪見 利香 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (40452180)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 学童期 / 減塩教育プログラム / 食育 / 介入研究 / 準実験研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究デザインを対照群を設定した準実験研究として、教育プログラムの策定は終了し、現在プログラムの有効性の検証中である。データ数は介入群50ペア、対照群50ペアと設定した。研究対象者は、小児期の中でも研究実行可能性を考慮し、小学4年生から6年生とした。減塩教育プログラムは数種類の調査と介入内容で構成し策定した。介入期間は5週間、介入回数は1回である。減塩教育プログラムの核となる「塩分摂取と健康に関する講座」は実験を導入した内容とした。 現在までの進捗状況は、A県2校、B県小学校1校の協力が得られ計34親子の調査を終了した。3校の小学校へ配布した研究依頼文配布総数(こどもと保護者)は915組、同意書回収数42組、研究過程全てに研究参加者34組であった。A県F小学校における研究参加者は、児童18名とその保護者(回収率4.6%)、調査期間は2018年10月~2018年11月で、調査及びデータ収集終了している。B県G小学校においては、研究参加者児童19名とその保護者(回収率12.0%)、調査期間は2018年11月~2019年1月で、調査及びデータ収集は終了している。A県H小学校は、研究参加者は児童10名とその保護者(回収率 2.7%)、調査期間は2019年7月~2019年9月で、調査・データ収集終了している。 策定した減塩教育プログラムの有効性の検証には、最低60ペアの児童及び保護者の参加を必要とする。現在の研究参加者34ぺアに加え、26ペアの研究参加者が必要である。引き続き機縁法にて研究参加者を募集し、小学校を3校選定し2020年4月より交渉予定であった。本プログラムは研究参加者との対面での調査が必須である。2020年3月からの新型コロナ感染症による緊急事態宣言により、プログラム実施の遂行は困難となり、研究参加者募集が停止し、プログラムの有効性の検証が停止している。
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