2017 Fiscal Year Research-status Report
認知症高齢者における時間処理能力の構造解明と新規評価法の提案
Project/Area Number |
16K16458
|
Research Institution | National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities |
Principal Investigator |
西浦 裕子 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 福祉機器開発部, 研究員 (60710796)
|
Project Period (FY) |
2017-02-07 – 2022-03-31
|
Keywords | 時間管理機能 / 認知症 / 福祉用具 |
Outline of Annual Research Achievements |
発達障害者を対象とした時間管理能力評価ツール(KaTiT)の英語版を日本語に翻訳し、スェーデンの英語版開発者との意見交換を行った。また、本評価ツールを認知症者に適応するにあたっての注意点を、専門家との議論を基にまとめた。注意点としては、高齢者にあわせた質問内容の修正に関する事項や、これまでの生活歴の考慮に関する事項であった。 また、英語版の開発者であるスェーデンのグループとは、定期的にネットを通しての打合せを行い、なるべく整合性を保った形での研究推進を行った。 7月から産前・産後休暇、育児休暇を取得したため、現在、本研究は休止中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
産前・産後休暇、育児休暇のため、現在研究は休止中であるが、休止前までに実施した内容については、ほぼ順調に進捗している。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成30年度いっぱい、育児休暇を取得する予定であり、平成31年度から研究を再開する予定としている。休止期間はあるものの、スェーデンの研究協力者とのやりとりは行っており、再開後すぐに研究に取りかかることができるよう、準備している。
|
Causes of Carryover |
7月より産前・産後休暇、育児休暇を取得したため。 平成31年度から復帰予定。
|
Research Products
(1 results)