2016 Fiscal Year Research-status Report
転倒および介護度悪化の予測にむけた新たな客観的指標開発に関する研究
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16K16462
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
澤 龍一 国際医療福祉大学, 成田保健医療学部, 助教 (50769867)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 動作解析 / プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
KINECTを用いた動作解析プログラムの作成に取り掛かったが、物品の搬入等に若干の遅延が生じたことで、その後のプログラム作成についても若干の遅れが生じている。 KINECTから得られたデータを波形解析に用いることができるようにアウトプットする部分でプログラム作成が難航しているが、プログラム作成者と話し合いを密に行うことで、問題解決に至っている。 翌年度の計画については予定通り若年者および高齢者に対してデータ測定を実施していく予定である。具体的には5回立ち上がりテスト及び足踏み運動をデータ測定する運動として今年度に決定してプログラム作成をしたため、これら二つのデータ測定について信頼性や再現性の検討を実施し、高齢者を対象に認知機能や体組成等との横断的な関係性を検証する予定である。高齢者を対象としたデータ測定は所属機関で実施している地域高齢者の体力測定会にブースを設けて実施していく予定であり、実施に向けて所属機関の研究協力者と密に連絡を取りながら進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
物品搬入の遅れによりプログラム作成に取り掛かる時期が後ろにずれたため。
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Strategy for Future Research Activity |
データ収集のためのプログラムを早急に完成させる。そのためにプログラム作成者と密に連絡を取りながら進めていく。 上記と並行して翌年度に収集する予定である高齢者のデータ測定のために研究フィールドの調整も実施していく。翌年度の計画は基本的に変更せずに実施していく予定である。
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Causes of Carryover |
研究協力施設である神戸大学での打ち合わせが、先方との予定調整ができず、数回実施することができなかったため。その場合は話し合いをする予定であった内容について資料を作成し、先方と共有して次回以降の打ち合わせに支障がないように努めた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
基本的には翌年度も計画通りに予算を使用する。今年度の計画で遅れた部分を埋め合わすために、翌年度の前半期にプログラム内容及びデータ測定計画の確認のために打ち合わせ回数を増やす可能性があるので、その際は今年度使用できなかった予算を適宜使用する予定である。
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