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2019 Fiscal Year Annual Research Report

Eye and body coordination during a drop-landing

Research Project

Project/Area Number 16K16532
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

佐藤 佑介  日本大学, 商学部, 准教授 (00559536)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
Keywords視線 / 空中 / 着地 / ドロップランディング / 跳躍
Outline of Annual Research Achievements

最終年度には、これまでの研究において蓄積された知見を基に研究を展開した。それにより、「高さのある台からの跳躍し,着地をする」という課題における視線行動と身体運動の協応関係についての結論を得た。
当該年度までの研究は、空中という局面において「視線を向ける方向」が空中や着地時の姿勢に影響を与えるという知見を明るみにした。しかしながら、その研究では充分な検定力を有するサンプルサイズをそろえることができなかった。それは、当該研究によって明らかになった、多くの人は着地する場所よりも遠くの地面へと視線を向けているという結果が関係している。着地する場所辺りへと視線を向ける人は、比較的少なく、そのグループと遠くの地面へと視線を向けるグループ間における身体姿勢の違いを比較するためには、より多くの参加者の協力により実験を展開する必要があった。
令和元年度には、十分なサンプルサイズを確保した実験を展開することによって、この問題を解決した。跳躍-着地課題における空中での視線行動が着地に関わる身体姿勢に関係している確固たるエビデンスを得たといえる。
この課題はトレーニング現場において用いられているばかりでなく、着地動作の評価として研究課題にも用いられている。しかしながら、それらのトレーニングや研究において参加者が「見る」位置について統制している研究をほとんどみることはない。あったとしても、その統制に根拠とあるエビデンスはこれまで得られていなかった。着地時における姿勢の違いは、膝の傷害発生にも関係することが報告されている。したがって、本研究で得られた知見は、スポーツ現場でのトレーニングや関連研究において視線の位置を統制する必要性を示す根拠をとなる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] スポーツの眼,ロボットの眼,武術の眼(2)-視点の行き場・置き場が動作の成否を決める?2019

    • Author(s)
      佐藤佑介
    • Organizer
      日本心理学会第83回大会

URL: 

Published: 2021-01-27  

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