2016 Fiscal Year Research-status Report
体操競技者の技認知における脳内および視覚メカニズムの解明
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16K16548
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| Research Institution | Mukogawa Women's University Junior College Division |
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Principal Investigator |
五藤 佳奈 武庫川女子大学短期大学部, 健康・スポーツ学科, 講師 (20469282)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | 観察 / イメージ / 認知 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は、研究１の熟達レベルによる運動の認知における正確性を検討することが目的であった。ヒトは呈示される少ない情報において運動を正確に認知するには、熟達レベルに応じてどのくらいの情報量が必要であるのかを検討する必要がある。そのため、本研究ではヒトの各関節中心につけた光点のみが映像上で表示される"光点表示"を用いるため、実験の準備を進めている。平成28年度前半は、モーションキャプチャーを用いて実験で使用する映像の撮影を行い、編集作業を行った。また、平成28年度後半は、最終年度に用いる予定の実験機器（非接触視線入力装置 QG-PLUS：DKH社製）の使用方法・実験方法について学んだ。このQG-PLUSはキャリブレーションを簡単に実施することが可能であり、従来のアイマーク測定の機器と比較して、実験参加者に対するストレスも大幅に軽減できることがわかった。このように実験参加者に対するメリットを十分理解した上で、動作確認や実験のための練習を入念に行った。その後、研究1に関する実験を開始した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究１において、実験で呈示する刺激映像の作成に時間を要していた。また、最終年度に使用予定の実験機器について、本研究を実施するにあたって2つの機器（①View TrackerⅡ；DKH社、②QG-PLUS；DKH社）の特性を見極めていたため、購入までに時間を要してしまった。そのため、予定している全被験者の実験が終了していない。次年度は早急に実験を実施し、結果をまとめていく予定である。また、最終年度に使用予定の機器については入念に練習を重ねたため、いつでも実験ができるように準備はできている。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後の研究の推進方策として、研究１で予定している実験を早急に実施し結果をまとめていく。終了予定は8月頃とする。その後、研究2を開始する。研究2で使用する実験機器については、使用方法を熟知しているため、すぐに実験に取りかかれる予定である。研究2の実験は9月に開始して1月頃には実験を終了し、3月末までに結果をまとめていけるように計画的に研究を進めていく。
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| Causes of Carryover |
データ解析用パソコンが、当初計上していた金額よりも安価で購入することができたため、次年度使用額が生じました。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度使用予定である実験機器の消耗品には、筋電図の電極を計上している。TMSを用いて実験する際に必ず必要になるため、電極の購入に使用致します。
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Research Products
(1 results)
