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2018 Fiscal Year Annual Research Report

The development tools to evaluate children's ability to give consent and verification of the accuracy of parents' recognition

Research Project

Project/Area Number 16K16630
Research InstitutionTeikyo University

Principal Investigator

松本 聡子  帝京大学, 医学部, 講師 (10422354)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords同意能力 / 告知同意 / 小児慢性特定疾病 / 悪性新生物 / インフォームドコンセント / 小児
Outline of Annual Research Achievements

2017年度においては、2016年度~2017年度に都内某総合病院に入院した患者のうち、入院時点で1歳以上16歳未満であった45名を対象とする調査を行った。DPCおよびカルテ(主に電子カルテIC欄およびSOAP、必要に応じて紙カルテを併用)より採取した情報について集計・分析を行った結果、一定以上の重症度の疾患について、小児に対する情報提供(説明と同意等)に関する現状およびそれらに対する患児の理解と満足度に影響を及ぼす要因(子どもの同意能力に関する親の認識等)に関し検討する必要があると考えられた。
2018年度については上記の調査結果を踏まえ、インターネット調査会社に登録している人々(パネル)に対して質問紙調査(インターネット調査)を実施した。小児慢性特定疾患の中でも、晩期合併症の問題が発生し得る小児がん(悪性新生物)に絞って調査を行った。小児慢性特定疾病(悪性新生物)の分類については、小児慢性特定疾病情報センターのホームページにて公開されている疾患群別一覧(分類)情報を用いた。調査期間を2018年12月28日から2019年1月21日とし、マクロミル社およびその提携会社に登録しているパネルから回答を回収した。以下の2つの条件を双方とも満たすものとして回答を回収した304名のうち、不適切な回答を含まない163名を分析の対象とした。
<条件1>6~15歳の間に小児慢性特定疾病(悪性新生物)の診断を受けた。
<条件2>調査回答時点で、20歳以上30歳未満である。
現在、上記調査にて回収した回答について、(1)小児慢性特定疾病(悪性新生物)を有する子どもが受けている説明と同意に関する現状、(2)子どもの同意能力に対する「親」の認識、の両側面に関し集計・分析を行っている。それらの結果が子どもの同意能力を評価(推定)するツールとして使用できるよう、分析結果をまとめていく予定である。

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Published: 2019-12-27  

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