デジタル技術を用いた３D造形制作による彫刻表現の可能性

2019 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 16K16744
• Research Institution: Tokyo National University of Fine Arts and Music
• Principal Investigator: 今井 紫緒 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 研究員 (80626838)
• Project Period (FY): 2016-04-01 – 2021-03-31
• Keywords: 彫刻 / ３Dスキャニング / ３Dモデリング / ３Dプリンター / モーションキャプチャ

Outline of Annual Research Achievements

昨年度が研究計画最終年度であったが、体調不良により6月頃から療養していた為に研究を実施することが出来なかった。
研究実績の進展は無し。延長申請を行い令和２年度も研究計画を引き続き遂行する。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

昨年度が研究計画最終年度であったが、体調不良により6月頃から療養していた為に研究を遂行することが出来なかったので研究の進展は無い。
その為、研究計画の最終年度を令和２年度まで延長申請行った。

Strategy for Future Research Activity

［今後の研究計画］
１）データ制作研究：特定の対象物の３Dスキャニングにより取得したデータの重層及び合成による新たな彫刻作品の作成。
２）データ加工：NC加工のほか、３Dプリント各種、またそれらを原型として真空注型や鋳造を行い制作研究を行う。
３）研究成果報告のまとめ：以上３年間の研究工程と成果を新たな彫刻の制作方法としてまとめる。

Causes of Carryover

研究計画として３Dスキャナーの購入を行い、データ計測データ取得を行う。ハンディータイプの３Dスキャナーを使用する為、同時にノートPCの購入も検討している。
また、データ加工を外注する為の外注費とそれら原型モデルの真空注型と鋳造費も発生する予定である。その他、彫刻研究として研究協力者への謝金。これらの外注業者との打ち合わせや発注の為の旅費。デジタル関連や関連する美術展等への視察旅費。成果発表に伴う支出。