2016 Fiscal Year Research-status Report
新出資料を含む『夜の寝覚』を基点とした文学史再構築のための研究
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16K16758
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
高橋 早苗 (鈴木早苗) 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (10625122)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 夜の寝覚 / 寝覚 / 平安後期物語 / 院政期文学 / 文学史 / 欠巻 / 物語史 / 平安文学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度が研究の初年度だったが、6月から産前休暇に入り、出産後は育児休暇を取得した。そのため助成期間の延長を昨年度中に申請し、受理された。よって、研究実施計画に予定していた初年度の作業は手つかずである。次年度は、本年度(初年度)に予定していた作業を行い、それ以降も一年ずつずらす形で実施していこうと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
出産のため産前産後休暇・育児休暇を取得する都合上、助成期間の延長を申請して受理された。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の初年度は本年度だったが、上記の理由で延長申請をしており、予定した作業は行っていない。よって次年度は本年度の計画をほぼそのまま遂行する。 ①欠巻部分に関わる資料の収集・分析については、特に『夜の寝覚』に関連する新出資料を中心とする。 ②また①に加えて、欠巻部分と現存部分とを統一的に把握するための分析視点を抽出し、その妥当性を確認する。この作業は、新出資料の解読・検討から得た情報を適宜加えつつ行う。これは③に予定している、『夜の寝覚』と他作品との比較を行う際の有効な視点ともなりうる。③は次々年度以降に行う予定である。
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Causes of Carryover |
出産により助成期間の延長を申請し、受理されたため、予定していた作業は全て次年度へ移行することになった。以上が次年度使用額が生じた理由である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
本年度に予定していた資料の調査・収集・分析を行う。
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