2016 Fiscal Year Research-status Report
発達障がい者のウェルビーイングに影響する社会的環境的因子に関する定量的研究
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16K17287
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Research Institution | Taisho University |
Principal Investigator |
鈴木 さとみ 大正大学, カウンセリング研究所, 研究員 (00648561)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 自閉スペクトラム症 |
Outline of Annual Research Achievements |
青年・成人期の自閉スペクトラム症のある人々のウェルビーイングに社会的環境的要因や自閉症特性の強さがどのような影響を及ぼすかについて、定量的研究によって明らかにするため、当事者にできる限り負担をかけない範囲で複数の質問紙調査を行う。 本年度は、社会的環境的因子に関する質問紙の検討を行い、また、別の研究協力で作成中の自閉症症状と関連症状を測定する質問紙の信頼性を検討するための調査の準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度は出産・育児休暇の取得のため、研究に従事する時間を十分に確保することが難しかった。
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Strategy for Future Research Activity |
H30年度は文献的研究と予備調査をもとに社会的環境的因子に関する質問紙を作成する。また、Personal Wellbeing Index-Adultの使用許諾を得ること、行動特性に関する質問紙の信頼性の検討を行い、調査が実施できるように準備を行う。 H31以降は、作成した質問紙を用いて調査を実施する。
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Causes of Carryover |
産休及び育休による研究の中断のため、当初の予定通りの研究実施が難しかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度は、育休取得のため研究費の使用は行わない予定である。
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