2020 Fiscal Year Research-status Report
共に学ぶ場における発達障害児と典型発達児の他者・自己理解を促進する心理教育的支援
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16K17465
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Research Institution | National Institute of Special Needs Education |
Principal Investigator |
李 煕馥 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, その他, 特任研究員 (40708385)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 自閉スペクトラム症 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、自閉スペクトラム症(ASD)児の自己理解や他者理解の発達過程を明らかにするとともに、典型発達(TD)児との関係性の中でのASD児の自己理解や他者理解の特徴や支援方法を検討することを目的としている。特に今年度は、TD児との関係性の中でASD児の自己理解や他者理解の特徴や支援方法について検討することを目的とした研究を遂行する予定であり、学校現場と信頼関係を構築しながら準備を進めていた。しかし、新型コロナウィルス感染症の拡大により、一斉休校の影響や感染拡大防止のため、今年度は学校で研究を遂行することを余儀なく中止にした。学校に負担のない形での研究遂行について模索し、遂行していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症による一斉休校や感染防止対策等の理由により、今年度は学校現場での研究遂行を余儀なく中止にした。
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Strategy for Future Research Activity |
今現在も、新型コロナウィルス感染症の拡大が猛威を振るっており、学校現場に出向いて対面で研究を行うことは難しい状況である。研究対象児と直接お会いしたり、対象児の行動を直接観察したりするこれまでの研究方法を修正し、非対面で行える研究方法を学校現場の協力者と相談しながら模索している。負担の少ない質問紙調査等への研究方法の修正を行い、研究を遂行していく予定である。
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Causes of Carryover |
今年度は新型コロナウィルス感染症の拡大により、学校現場で行う予定であった研究ができなくなり、研究を遂行することができなかった。
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