2017 Fiscal Year Research-status Report
途上国で漁業者が資源管理組織に参加するインセンティブを探る
Project/Area Number |
16K18745
|
Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
堀 美菜 高知大学, 教育研究部総合科学系黒潮圏科学部門, 講師 (60582476)
|
Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
Keywords | 水産資源 / 資源管理 / 共同管理 / 住民参加型 / 小規模漁業 / インセンティブ / カンボジア / トンレサープ湖 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、漁業資源の持続可能な利用に向けて、途上国漁村の共同管理を事例に、条件の異なる資源管理組織に属する漁業者の持つ組織参加のインセンティブと、それに影響を与える要因を明らかにすることを目的とする。 本年度は、平成28年度の事前調査を受けて本調査を実施する予定であったが、研究代表者の妊娠により海外での現地調査を実施することが出来なかった。そのため、昨年度試用した質問票の項目整理、及び関連文献の収集にとどまった。7月より産前産後休暇及び育児休業を取得したことに伴い、本研究は中断している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者が妊娠したため、海外渡航による現地調査が困難となった。また、7月より産前産後休暇及び育児休業を取得したことに伴い、本研究は中断している。そのため、計画より「遅れている」と評価した。
|
Strategy for Future Research Activity |
育児休業終了後研究を再開し、事業期間の延長を申請する予定である。現地の情勢を再確認した上で、質問票の構築、試用、調査地の選定から順次、当初の計画に従い研究を推進する予定である。
|
Causes of Carryover |
研究代表者の妊娠により、当初計画していた海外渡航による調査が実施出来なかったこと、また7月から研究を中断したため、次年度使用額が生じた。次年度使用額は、研究再開後に現地調査を実施する際、当初の計画に従い旅費、謝金として使用する予定である。
|