2017 Fiscal Year Research-status Report
移植肝の線維化治療に向けた、免疫抑制剤の肝星細胞に対する影響の解明
Project/Area Number |
16K19909
|
Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
脇屋 太一 弘前大学, 大学院医学研究科, 助教 (50571246)
|
Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | 肝星細胞 / 線維化 |
Outline of Annual Research Achievements |
肝星細胞に対する免疫抑制剤の影響について、以下のデータの集積中である。 ①免疫抑制剤の肝星細胞の形態に及ぼす影響:細胞形態の変化、活性化星細胞の有無や程度について、免疫抑制剤の暴露時間による差や用量依存性の有無について検討。 ②肝星細胞のCollagen type1発現に対する免疫抑制剤の影響の解明:Western Blot、RT-PCR法で解析。免疫抑制剤の暴露時間による差や用量依存性の有無について検討。 ③肝星細胞のαSMA発現に対する免疫抑制剤の影響の解明:Western Blot、RT-PCR法で解析。免疫抑制剤の暴露時間による差や用量依存性の有無について検討。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成29年7月より長期海外出張することになり、思うように当該研究に対する時間が確保できず、肝星細胞のCollagen type1発現に対する免疫抑制剤の影響に関するデータ集積に遅れが出ているため。
|
Strategy for Future Research Activity |
更なるデータの集積と、結果の解析作業、論文の投稿作業に努める。
|
Causes of Carryover |
平成29年7月より長期海外出張をすることになり、思うように当該研究に対する時間が確保できず、予定していた支出が延期されたため残額が生じた。残額は、実験に関わる消耗品費、論文投稿作業にかかる費用、学会発表にかかる旅費などに使用する予定である。
|