2018 Fiscal Year Annual Research Report
Involvement of posterior ocular blood flow in glaucoma
Project/Area Number |
16K20297
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
中林 征吾 旭川医科大学, 大学病院, 助教 (00451469)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 網膜静脈閉塞症 / 網膜血流 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、緑内障モデルネコを作成し、緑内障の進行過程における網膜血流変化を光干渉断層計(OCT)アンギオグラフィー、ドップラーOCT血流計などを用いて経時的に測定することにより、緑内障の発症、進行における網膜血流の影響について検討することを目的とした。 当初は緑内障モデルネコの作成に励んでいたが、なかなかうまく進まず、時間のみを浪費してしまった。そのため、緑内障モデルネコの作成を諦めざるを得なかった。 アルゴンレーザーを全身麻酔下のネコの網膜静脈に照射して網膜静脈閉塞症モデルネコを作成しドップラーOCT血流計で閉塞部位の上流の網膜血管の血流測定、および側副血管が形成される経過をOCTアンギオグラフィーを用いて観察した。血流測定、血管構造の観察については、レーザーを行う前後とレーザー後1日目、4日目、7日目、14日目で行った。 網膜細動脈血流、網膜細静脈血流変化と、側副血管が形成される様子を詳細に観察することができた。現在、論文を執筆、投稿中である。
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