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2018 Fiscal Year Annual Research Report

In vivo three-dimensional tissue analysis of periodontal tissue microvasculature induced to differentiate in coculture

Research Project

Project/Area Number 16K20679
Research InstitutionThe Nippon Dental University

Principal Investigator

清水 豊  日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 助教 (10734717)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords歯周組織 / 微小血管 / 再生 / 脱分化脂肪細胞
Outline of Annual Research Achievements

本年度は,ラット脱分化脂肪細胞 (RDFATs) をラット歯肉由来血管内皮細胞 (RGECs) と共培養し,in vivoにて細胞を歯周組織へ移植した際の血管再生について組織学的検討を行った。RDFATsは,SD系雄性GFPラットの皮下脂肪組織より成熟脂肪細胞を分離し,天井培養にて獲得した。RGECsは,雄性SD系ラットの歯肉細胞より抗CD31抗体を結合したマグネットビーズを用いて獲得した。共培養は,5%FBS含有血管内皮細胞用培地で,0.4μm孔径のポリカーボネート膜を介し,7日間行った。移植実験は,6週齢雄性ヌードラットの上顎第一臼歯口蓋側歯肉を全層弁で剥離し,歯科用ラウンドバーで歯槽骨欠損を作製した後,アテロコラーゲンスポンジをスキャホールドとして,細胞の移植を行った。移植1週間後にrhodamine標識したゼラチン溶液にて灌流を行い,低温冷却後,歯周組織を含む上顎骨を摘出し,4%パラホルムアルデヒドで浸漬固定を行った。10% EDTAにて6週間脱灰後,厚さ200μmの凍結切片を作製した。血管構築は,共焦点レーザー顕微鏡にて観察した。 RGECsと共培養を行ったRDFATs (Cocultured RDFATs) の移植は,RDFATs単独の移植と比較し,多くの血管新生を認めた。また,Cocultured RDFATsは血管への分化も認めた。Cocultured RDFATsは,血管誘導能が高く,欠損部組織の血管新生を促進することから,歯周組織の創傷治癒や再生に有用であると考えられる。

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Published: 2019-12-27  

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