2016 Fiscal Year Research-status Report
放射性ヨード治療における唾液腺障害の早期予測とアピセラピ―による予防効果の解明
Project/Area Number |
16K20745
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
中山 理寛 旭川医科大学, 医学部, 助教 (00516776)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | アピセラピ― / 甲状腺癌 / 放射性ヨード / RI内用療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
甲状腺癌術後の放射性ヨード内用療法において,研究登録対象者数は予定通り進行し,アピセラピー介入群では唾液分泌の増加,唾液腺機能の増悪の抑制傾向が見られている。自覚症状においても改善が見られている対象者も見られ,一定の効果が望めると考えている. これまで有害事象及び不具合などもなく,研究を実施できており,引き続き倫理指針を遵守しながら本研究を遂行する予定である. 次年度も引き続き対象者の登録とさまざな国内外の学会・研究会への参加を通して,情報収集並びに成果の発信を行う予定である.また,残りの研究期間で他の臨床データとも比較し、放射性ヨード治療における唾液腺障害の早期予測とアピセラピ―による予防効果の統計学的な有用性を見出していく予定である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
登録対象者数も予定通りであり,有害事象及び不具合などもなく,研究を実施できているため.
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Strategy for Future Research Activity |
今後も対象者の登録とアピセラピー介入を行い,さまざな国内外の学会・研究会への参加を通して,情報収集並びに成果の発信を行う予定である.また,残りの研究期間で他の臨床データとも比較し、放射性ヨード治療における唾液腺障害の早期予測とアピセラピ―による予防効果の統計学的な有用性を見出していく予定である.
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Causes of Carryover |
研究実施の環境を整えることと患者登録およびアピセラピ―の介入に今年度の配分を使用したため,学会含めた旅費への支出がなかったため.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
引き続きアピセラピ―に関する経費と統計解析の準備,並びに情報収集含めた学会などへの旅費に使用する予定である.
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