2016 Fiscal Year Research-status Report
重症呼吸不全患者に対する安全で効果的な気道クリアランス方法に関する検討
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16K20746
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
櫻本 秀明 筑波大学, 附属病院, 副看護師長 (20755590)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 気道クリアランス方法 / 重症呼吸不全患者 |
Outline of Annual Research Achievements |
集中治療医学会、呼吸療法医学会へ参加し、重症呼吸不全および人工呼吸器関連肺障害と、それらの患者に対する軌道クリアランス方法についての情報をあつめた。現在、人工呼吸療法中の患者を対象とした後ろ向き研究の院内の倫理審査を通過し、データ収集を開始した。データ収集は2017年5月中にはおわり、順次報告を行っていく予定である。また、今年度に集めた情報および、後ろ向きのデータ解析結果を基に、前向きデータ収集を行っていきたと考えている。 動物実験系に関しては、準備に時間がかかっており遅延気味である。なお、現在、豚を用いた呼気時胸郭圧迫法の効果をみた実験に関するデータをまとめ投稿の準備を進めている。また、同時に今回の科研費で行う気管吸引圧の違いが肺障害に与える影響に関する動物実験の予備実験を開始した。順次実験を行い実験系の修正を行い、今年度中の論文投稿を目指したい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
各実験系の準備に時間がかかっている。人におけるデータは順調に行えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度中に呼気時胸郭圧迫法に関する論文の投稿を行う 動物実験を安定的に行えるよう準備を整え、吸引圧に関する実験を行う 人工呼吸療法中の患者を対象とした後ろ向き研究のデータを報告、論文投稿を目指す
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Causes of Carryover |
動物実験系の準備が遅延しているため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
動物実験系、予備実験を4月より開始。順次実験をすすめていく
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