2016 Fiscal Year Research-status Report
肝臓病教室における慢性肝疾患患者へのソーシャル・サポートプログラムの開発と評価
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16K20764
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Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
伊藤 あゆみ 滋賀県立大学, 人間看護学部, 助教 (40713558)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 肝臓病教室 / ソーシャル・サポート / プログラム開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は、『①肝臓病教室実施施設の視察と教室参加による情報収集』、『②アンケート調査による、ソーシャル・サポート実施状況と問題点の把握』を行う計画としていた。①・②に加え、以前に行っていた肝臓病教室に関する文献検討を再度行い、肝臓病教室を実施している施設の現状についてまとめた。 ①の情報収集については、肝臓病教室実施施設の視察を行い、そこでのソーシャル・サポートの実施状況を確認し情報を得た。教室受講者が参加するグループワークにも参加し、開催者がグループワークを行う中での問題点や困難についての情報を得た。しかし、肝臓病教室実施施設の視察において、教室開催の頻度が施設により異なることなど、スケジュール調整が困難な状況であり、十分な情報収集ができていない。 ②のアンケート調査については、アンケート作成の上で基礎データとなるソーシャル・サポートの実施状況について、情報収集が遅れている状況である。現在は、視察が行えた施設での情報に加え、以前収集・分析を行った、肝臓病教室での看護師の認識に関するデータから、ソーシャル・サポートについてのデータを再整理し、アンケート作成を行っている。アンケート項目について検討を重ね、アンケート完成後はプレ調査を行った後、全国の肝臓病教室実施施設にアンケートを配布、データ収集を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初、肝臓病教室実施施設の視察と教室参加を数施設行う予定であったが、実施施設とのスケジュール調整が困難であり、視察が思うように進んでいない。そのため、肝臓病教室でのソーシャル・サポートの実施状況を把握するためのアンケートが未完成となり、アンケート調査の実施ができていない。
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Strategy for Future Research Activity |
肝臓病教室実施施設を近畿圏以外にも確認し、視察に向けてスケジュール調整などを行う上で選択肢を広げる予定である。また、アンケート作成をすすめる上で、同組織内に所属する研究協力者からスーパーバイズを受け、アンケートの完成、データ収集・分析を目指す。
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Causes of Carryover |
アンケート作成の遅延により、印刷費や通信運搬費の支出が平成28年度には生じなかった。また、学会発表については国外で行ったことにより、所属施設の補助を受けたため、科研費にて旅費等を使用できなかった(システム上)。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度はアンケート完成予定であるため、その費用とともにデータ入力や分析において使用予定である。
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Research Products
(1 results)