2017 Fiscal Year Research-status Report
集中治療室に入室した患者の家族の心的外傷後成長に着目した家族支援に関する研究
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16K20769
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| Research Institution | Musashino University |
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Principal Investigator |
小町 美由紀 (長谷川美由紀) 武蔵野大学, 看護学部, 講師 (60459641)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | 集中治療 / 精神的負担 / 心的外傷後ストレス / レジリエンス / 家族支援 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、心的外傷性ストレス症状（Posttraumatic Stress Symptoms: PTSS)を呈した家族の精神状態が、いかなる要因によって影響され変化するのかを定量的に明らかにし、これから開発を予定している家族のための支援プログラムの基礎資料とすることを目指している。2017年度は、家族の肯定的な精神状態（レジリエンス）とPTSS、家族の属性の関係を分析した結果を学術誌に投稿を行った。分析の対象は、家族の中で患者の重要他者であるものとした。家族のレジリエンスは、PTSSを軽減させる可能性を示唆した。さらに家族の属性とレジリエンスの関係について。重要他者の年齢および患者の性別がレジリエンスと正の相関を示し、重要他者の精神疾患既往歴とレジリエンスが負の相関を示した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
集中治療室に入室した患者の家族の精神状態に関する調査が進み、家族支援プログラムのモデル案作成のための情報収集を進めることができた。この基礎資料を基にフィールド調整と倫理委員会申請準備を進めていく。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後は、家族支援プログラムについて文献検討、国内の困難を抱えた家族に関する取り組みの検討、専門家との検討会を通じてプログラム作成を行う予定である。
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| Causes of Carryover |
英文校正代と投稿料に使用。
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Research Products
(1 results)
