2019 Fiscal Year Annual Research Report
Validity and reliability of the delirium rating scale (Japanese version bCAM) for all adult inpatients
Project/Area Number |
16K20772
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
古賀 雄二 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (90756727)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | せん妄 / 評価ツール |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は日本語版bCAMとDSM-5の妥当性を検証することと、日本語版bCAMの信頼性を検証することである。2019年度(平成31年度)はデータ収集完了と結果分析・投稿を予定していた。計3施設でのデータ収集を予定しており、2019年度末日までに1施設目と2施設目のデータ収集により約80%までデータ収集が進んでいる。また、3施設目については、対象施設のCOVID-19対応状況を踏まえつつ、データ収集を行う。 2019年度は2施設目でのデータ収集に際して、定期的かつ要請に応じて、ツール使用状況上の問題点など意見抽出を行って対応し、せん妄評価の質を担保した。現在までのデータの概観としては、概ね予想通りの結果が得られている。3施設目については、ICUおよび病棟に対してツール導入教育およびツール使用状況の確認を行い、データ収集の準備をすすめ、現在データ収集を行っている。2019年度までにデータ収集は完了できいなかったが、2020年度中にデータ収集完了・分析・投稿を完了する予定である。 また、現在までに対象患者への有害事象は発生していない。
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